2016年10月16日(日)フラキタの日 イベント 「東日本大震災を忘れない  みんなで歌おう!うたごえカフェ」を開催しました!

当センターでは高齢者ふれあいサロンを、皆がフラッと寄れるような空間にしていくための取組の一つとして、月に1回程度、市民の皆様と一緒にイベントを企画・実施しています。

 

今回は、「東日本大震災を忘れない みんなで歌おう!うたごえカフェ」というテーマで開催しました。

 

東日本大震災・原発事故から5年半。今なお京都府内には600名以上の方が避難されています。メディア等で震災や原発事故のことを目にしたり耳にする機会が少なくなってしまっている今、改めて当事者の方のお話をお聴きし、お話と音楽を通して自分自身に引き寄せて考えることを目的にしました。ハワイのオイルマッサージ「ロミロミ」も行い、日常の疲れを癒したい方にもお越しいただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
■プログラム
 ・13時過ぎ~13時15分 篠笛とリコーダーの演奏
(川﨑安弥子さん,夏帆さん(篠笛&リコーダー親子Duo「風の音」)
・13時15分~13時30分 お話「笛を支えに ~長引く避難生活の中で~」(川﨑安弥子さん)

・13時30分~14時 コンサート
・14時~15時  みんなで歌おう!うたごえカフェ
(上平知子&重吉和久さん(京都ピアノとうたの音楽ひろば))


・15時頃~15時30分頃 茶話会

 

※ロミロミ 2階和室(個室)にて施術(野寄和佳さん) 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

篠笛&リコーダー親子Duo「風の音」の川﨑安弥子さん、夏帆さんの演奏は優しい音色。安弥子さんのお話からは、原発事故が家族の関係に大きく影響し、上滑りな言葉では表現できないほどの苦労を重ねられ、今も原発事故は終わっていないことが改めて感じられました。

 

京都ピアノとうたの音楽ひろば USユニットの上平知子さん、重吉和久さんのコンサートとうたごえカフェでは、東日本大震災の避難者の方々と接する中で作られた曲「あなたへ」、「花は咲く」などの心に響く歌を歌っていただき、参加者からリクエストがあった曲を皆で歌い、盛り上がりました。

 

2階和室では、子育て中のお母さんでもある野寄和佳さんが、ハワイの伝統的なマッサージ「ロミロミ」をしてくださり、受けられた方からは「気持ちよかった!」という感想が聞かれました。

 

最後の茶話会では、川﨑さんの篠笛と重吉さんのギターの演奏に聴き惚れました。

 

ご参加いただいた方からは、「良い会だった」という声をいただきました。

 

また産経新聞社が取材にお越しくださり、翌日の紙面に「しの笛とリコーダーで演奏活動 東日本大震災で茨城から自主避難した川崎さん母娘『風化させないで』」というタイトルの大きな記事を掲載してくださいました。

 

ご参加ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。