2017年3月4日(土)                                                                                               第5回市民活動交流会「誰もが生きやすいまちを目指して」を開催しました!

 北いきいき市民活動センターが様々な社会的課題に取り組む市民、地域団体、NPO、教育関係者等に呼びかけ、過去4回、シンポジウム、ワークショップなど様々な形で催してきた市民活動交流会。
 
 今回は、「障害者差別解消法」施行1年ということもあり、障害のある人たちが地域で共に生きるという当たり前のことが、どのように阻まれてきたかを検証し、そこから誰もが生きやすい地域について皆で考えてみようと、京都市人権資料展示施設ツラッテ

ィ千本の協力を得て3月4日に開催しました。

 

 矢吹文敏さん(日本自立生活センター/JCIL代表)の講演や、堀家由妃代さん(佛教大学教育学部准教授)のコーディネートで、佐々木和子さん(京都ダウン症児を育てる親の会「トライアングル」顧問)、松波めぐみさん(障害者権利条約の批准と完全実施を

めざす京都実行委員会事務局)、光島貴之さん(アーティスト)らによるパネルディスカッション。そして、今回はJCIL劇団のお芝居も披露されました。

 

 参加者からは、「出演者の心の叫びである寸劇に見入ってしまった」、「いろんな立場の方からいろんな話が聞けてとても勉強になった。相手の想いを考える想像力が大切であると感じた」といった感想が聞かれました。

 

 「障害」は実は障害者個人ではなく社会が作り出しているということが、参加された皆さんの共通理解となりました。